7歳の吃音の子供ビジョントレーニングを開始!

滑舌治療を終え、吃音の治療に2020年12月子供小学校1年生7歳から開始することになりました。
吃音治療初めの面談で、担当の言語聴覚士の先生に言われた言葉は「ビジョントレーニング」です。
うん??ビジョントレーニングってなんだ?聞いて思い浮かんだのは、スポーツ選手がする何か?ということぐらいでした。
ビジョントレーニングとは
ビジョントレーニングとは、目の見るチカラ「視覚機能」を高めるためのトレーニングです。止まっているモノを見る静止視力、いわゆる視力は6歳ごろまでに大人と同じ程度に発達すると言われています。この視力を除く視覚機能、スポーツビジョンは、そこから発達期に入り、小中高生の6歳~18歳前後の期間にイッキに発達しピークを迎えます。
https://visionup.jp/vision_training_basic
簡単にいうと、目で見たものを脳に伝える能力を早く&得意にする訓練のようです。
小1の7歳の吃音症状がある子供がビジョントレーニングが必要な理由
言語聴覚士の先生に、吃音の子供の場合初めの一文字目の言葉が出にくい。発声のしにくさの状態によって「あああ・・・・」や「あ—」「・・・あ」など様々な種類がある。と説明していただきました。
様々な要因で上半身を中心に力が入りすぎることで、更なる悪循環に陥るパターンが多いとのことです。実際ちゅんママの子供をみていても、どちらが先かわからないですが吃音症の波がひどい時は上半身に力が入っている&猫背でひどくでている&言葉に詰まるなど一言目を脳が無意識に意識しすぎています。
吃音症状が強くでているもう一つの要因が脳の働きだと言われました。簡単に説明すると
吃音:
子供は山のイラストをみると頭に浮かぶのは文字の「やま」で「や」から発音することを脳が意識してしまうので初めの文字が出にくくなる。
と説明を受けました。
※吃音は原因も治療法も確立はされていないので、先生によって意見が異なると思います。参考までに!
滑舌改善すると、言葉に自信がつき子供の吃音が軽減

今年の夏は吃音の治療より先に6~7歳の割に「でしゅ、しゃみしい」などサ行を中心に幼い滑舌改善に取り組みこととなり日々自宅でも繰り返し訓練を行っていました。
正直母親の私は、かわいい言葉遣いよりも吃音の方が気になっていました。
そこで平均より幼い子供の言葉遣いを「かわいいな」くらいしか感じていませんでした。
7歳の子供半年で滑舌治療終了!治った滑舌、次は吃音治療。
7歳の子供の滑舌が親も驚くほど、改善が約半年で見られました。「治った。」子供も自分でうれしそうに自覚できるほどでした。
病院でも、吃音治療の言語聴覚士の先生から「第一弾、卒業です」と子供の前で言葉をいただきました。
子供自身とても自分の言葉に自信がもてたようで「卒業パーティーしよう!」お祝いをねだるほどでした。
そこで、当日はパパが残業だった為ママと子供の2人でお祝いディナーとケーキを買いにいきました。
翌日家族3人で滑舌卒業パーティーを2回卒業パーティーを行いました!
子供の吃音症&活舌も改善には、毎日の家族との時間が重要

7歳の子供の吃音状態
7歳の子供は、吃音治療(きつおん)の為、私立大学病院の言語リハビリに通っています。
期間は小学校入学前からなので3月で1年になるくらいです。※活舌治療が先でした。
子供の吃音症状は3歳から発症していますが、特性的には緊張した時や非日常の場面、興奮しすぎた場合に強く吃音の症状がでます。
合わせて、寒い冬場に吃音の症状が悪化するようです。今年も悪化しそうな雰囲気ででてきた12月始めに滑舌の訓練を卒業するという出来事がありました。
子供にとっては、「滑舌の改善」は自分の言葉に自信を持つ大切な第一歩になったようです。
今は昨年に比べると吃音は悪化していない状態です。
また滑舌が改善したので次は子供の吃音治療を行います。
母親としても、子供の滑舌改善からの子供の自信回復の威力にとても驚いています。
滑舌の訓練は1日3分、週に4日くらい気が向いたときに行う程度でしたが続ける事が大切で効果があったことがとてもうれしく思います。
子供の特性は十分理解しているつもりでしたが、まだまだ理解が足りなかったと良い意味で感じました。
吃音で悩む子供には自信をつけてほしい
吃音と多動性のある子供には、できる限り怒らないように・ストレスを与えないようにと意識した子育てを行っています。環境調整が重要と本にもたくさん書いてあったので・・・
ですが、小学校や社会で生活するうえでのルールや決まりを最低限教える日々で怒ってしまうこともあります。
また指示を出す事や促すことが多くなり、気づくと子供が指示を受けてからしか作業をしないような日もあります。
吃音や多動性などだけでなく、発達障害の子育てはできるかぎり「怒らない」※感情的に
ということを言われます。
今回の滑舌改善で、「怒らない」に合わせて「本人が家族以外の他人から、評価される」体験をすることの重要性、そこからの自信の大切さ強くを感じました。
※滑舌訓練卒業後、約一ヶ月経った日に追記です。
吃音状態を悪い状態が10としたら、現状は3付近です。吃音の状態が良いのが夏頃でその時が3~4のイメージ。活舌トレーニング卒業での自信が年明けもそのまま続くとよいな・・・と祈っています。
親にできることは、この自信を継続させること。
※滑舌訓練卒業後、冬休み明けの追記です。
冬休み最終日、明日が小学校の新学期という日に偶然同じクラスの児童に会いました。すると、ぐっと吃音がでて緊張しているのはわかりました。
「吃音の波、悪いほう来たかな・・・・」私はドキっとしました。
翌日、さらに10日ほど経ちました。結果はまだ良い波です。2~3くらいでしょうか。パパに怒られたときには3~4になりますがクラスメイトにあった日も怒られた日も、数時間で良い調子に戻ります。
少しづつ、子供の吃音状態が良くなっているように感じます。
このまま、どうかこのまま1年後にはなくなりますように。
子供の吃音改善の為、ビジョントレーニングの自宅学習を購入しました!
今後病院での滑舌治療には、ビジョントレーニングを取り入れるということでした。
自宅でできるビジョントレーニングの教材&子供の脳と目に良いような遊びを探しながら一緒に成長していきたいと思います。
自宅でも吃音対策を!ビジョントレーニングの本を購入
今回購入した本はこちらです。初めてのビジョントレーニングの本です。
7歳吃音の子供とママが親子で一緒にビジョントレーニングを始める
amazonで吃音の子供と一緒にトレーニングする為に購入した、初めての本になります。
※本購入後の感想を追記しました。
実際に、読んでいくと初めてのママには親切な内容です。
問題を子供だけで、たくさんこなすことを目的にしている人には不向きの本だと思います。
この本を読んで今までの疑問の中でいくつかの点と点が線につながりました。
4歳~6歳の養育:吃音の事でを受けていて多動性の事や子供の苦手なこと
<苦手と言われていた内容>
・絵を見て、想像する力
・場の空気を見る力
算数の計算は得意だけど、算数の図形の問題は苦手だったり。
国語で言葉はたくさんしっているけど、お話を作るのは苦手だったりしていました。
本を読んで分かった、視覚認知トレーニングの重要性
視覚認知は重要です。なぜなら「同じものを見て、人と同じ認識ができないと生活の中で支障が生まれること」このことを本を読んで分かりました。友達と上手に遊べないときがあるのも、吃音で子供自身が自信がなかったりするから?と日々思っていたことが、違った!!!と分かる内容の本でした。
※私は、勉強不足ですね…日々試行錯誤していきます。
吃音で知的障害は言われていない、苦手なことは性格で治らないと思っていたけど・・・
と不思議な気持ちで本を読み進めていきました。
視覚認知トレーニングが必要な人は「見えていないのではなく、必要な情報を頭の中で整理できていない」例えば先生が学校で〇ページの△△について書いてある箇所のように抽象的な指示をだすと見つけれなかったり・・・・。
視覚認知トレーニング※一部要約
抽象的な指示を理解しにくいのは、環境を整えるしか対策がないと考えていました。
そう思った理由に、小学校入学前に養育で作った子供用のプロフィールシート?の存在です。
小学校入学前に養育の先生と書いて、小学校の先生や教頭先生に提出・説明しました。
その時、養育で指導された内容「うちの子は、具体的に指示をしていただかないと分からないときがあります。」
こんな雰囲気の文章を書いて、伝える側に努力をお願いするように指導された際にママの理解がゆがみました。
「うちの子は、伝え方が上手に的確・端的でないと理解できない。周囲の環境をよくするしか方法はないんだ。(大人になったらよくなるかな?)※心の中で」
まだ読み始めた段階で、子供と取り組み始めて2週間。大きな変化があるわけではありません。ですが、本を読み「もしかしたら、子供を取り巻く環境を変える手助けが大人ができるかもしれない」と、嬉しくなりました。
チェックリストや簡単な子供が受けるテストが初めの章に記載されているので確かめながら進めることができました。
後半は親子で取り組むなら、の具体例がたくさん掲載されています。トレーニング用のプリントを印刷できるCD- ROM付で今後も使っていけそうです。
使用し特に良いと感じた点は3点あります。
①チェック項目と簡単なテストをし、子供の状態を把握できる
②視覚認知が弱い?苦手?だとどのように困るかが分かりやすく場面で書いてある
③子供に問題を一人で解かせるのではなく、親子で取り組む必要がある課題も多いので吃音の環境調整の一貫としても行えそう!※ちゅんママの子供が通う言語聴覚士の先生は、できるだけTVやyoutubeより子供と親子で遊んだり、話す時間を増やしてください。といわれています。
ビジョントレーニングを意識した知育玩具を購入
小学校1年生の息子に対象年齢は違いますが、知育玩具を購入しました!
→今までは作られたおもちゃ?スイッチやトミカ、レンジャーものばっかりだったので、ビジョントレーニングを意識したおもちゃ選びを
全体を見る練習&想像力
パズル系が苦手です。小1の算数で「三角は何個?」や「図に線を引く」という授業があるのですが、計算問題はできるのにこの問題は半分ほどしかできていなかったので購入しました。
吃音は特性だと思ってください!いきなりは無理
「吃音は特性だと思ってください。あなたの子供の特性です。一生付き合っていくものです。」
4歳~6歳の吃音の養育の際、言語聴覚士の人やたまに診察するドクターに言われました。
養育で指導してくれる言語聴覚士の先生や、そのドクターの人たちは
多動性の事や子供の苦手なことを、どういう項目が苦手か?どう改善するか?をやんわりと項目を伝えてくれていました。ですが、私はそんなことより「特性?いや自然に治る人もいるって聞くのになんで3歳の今、一生と言われないといけないの?吃音を治したいんだ!」
子供が7歳になって、まだ吃音症がある今。また自分の子供に対して接する感情の浮き沈みを数年経験して、ようやく「特性」という言葉を理解し始めてきました。
その子供の吃音や多動性という特性をなるべく目立たなくしていく為、日々取り組んでいきます。併せて、一番に子供の良い面を十分に感じ、子供に言葉でフィードバックできる親になりたいと思っています。
↓吃音治療の第一次段は下記の記事に以前まとめています
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