子供の吃音を治したい!家庭の環境改善と取り組みや接し方:こどもの発達障害

今回の記事は在宅ワークを始めるきっかけになった子供の吃音や多動性についての記事になります。
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子供の吃音症:子供が3歳(~年少)
私の子供は発達障害(吃音症)と市の養育の病院の先生に言われました。
3歳児検診の時も、発育は普通だと思っていました。
3歳児検診の時、少し語彙力がなかったり、少し先生の話を聞かないときがありました。
ですが、許容内といわれました。
子どもが3歳の冬、子供が顔を真っ赤に赤くして息ができないようです。
仕事を終え、保育園に20時に迎えにいったときに気が付きました。
保育園の先生に慌ててききました。
「すみません、顔が真っ赤で声がでていないんですが・・・朝からですか?」
すると、先生が答えました
「結構前からですけど」
私は、子供の事がとても心配になりました。
どうして気づけなかったんだろう・・・家では普通に、普通にしてた。
次の日保育園をお休み、私も仕事を休みました。
一日一緒にいると、昨日と違い顔が赤くなることはありません。ですが、しゃべり方に違和感がありました。
「マママ、ママ」
「パパパパ、パパ」
1か月ほどすると、あまり気にならなくなりました。
良くわからず、吃音について様子を見ることにしました。
子供の吃音について、一時的な物という記事を信じたくて、治るだろう・・・。と安易に考えてました。
ただ、子供が3歳になったということと、自分が後悔しない為に保育園を転園させることにしました。
保育園はどこもかなりの人数の待機があった為、幼稚園に1月から入れないか?問い合わせましたが、
幼稚園からは、4月入園の方が園の都合が良いと言われもう少し、今の保育園で経過をみることになりました。
吃音の子供、4歳(年少~)になり幼稚園に転園
4歳になり、保育園から幼稚園に転園しました。私も正社員フルタイムから正社員時短勤務に変更しました。
毎日のお弁当、毎日17時までの延長保育で2年乗り切るつもりでした。
4歳の春、子供の吃音は少しだけ落ち着く夏になると半分くらいになりました。
「環境を変えてよかった、このままいけば吃音なくなるかも」どのように感じていました。
市の養育に吃音について電話:1回目
養育について、市のホームページに記載があり問い合わせたのが4月でした。
面接の予約をすると、3か月後。今少しずつ改善しているので・・・と面接を予約しませんでした。
4歳の冬、子供の吃音が悪化しました。
会社に辞表を提出しましたが、もっと時短にしてよいとの打診をもらいました。
週に2~3日は午前中勤務、それ以外は16時退社にしてもらいました。
※この配慮、とても感謝しています。もう1年でも早く会社にお願いしていればよかったと後悔。
・市の養育に吃音について電話:2回目
10月、少し寒さを感じ始めた季節になりました。子供が吃音悪化していきました。
顔を赤くしたり、伸ばしたり「あーーーーーーあ、」「マママママ」「・・・・・・あ」
予約は3か月後です。
吃音の子供、5歳(年中~)になり養育スタート
市の養育確定まで道のり※割愛
3~4度の面接やテストなど、必要書類の提出もありました。半年以上かかったと思います。
子供の吃音、養育スタート
年長になる4月に、市の吃音に関する養育がスタートしました。
それまでに、ネットで子供の吃音の情報を一日3時間以上調べていました。
本も読んでいます。
市の吃音の養育は、相談員の方と言語聴覚士の方がフォロー含めて関わっていくとのことでした。
すごくひねくれていたママの私は、相談員さんとの距離をなかなか縮めることができませんでした。
理由は毎回聞きたくない言葉を言われる方です。その相談員の方の言葉と態度が「ママはねー、笑顔でいてあげて。辛いことは全部私に話してごらんラクになるよ」
という、哀れんだ顔に見えらから・・・
どうして?素直に受け止めれなかったのでしょう?
この相談員の優しい言葉に、素直に甘えることができなかったのでしょうか?
市の養育確定のフローの中で大学病院の先生との面談がありました。
そこで大学病院の先生に言われた言葉が頭から離れません。
「あなたの子供は、簡単にいうと発達障害です。吃音症というものは一生治る物ではありません、
特徴だと思って一生付き合ってください。ほかに質問はありますか?」
質問なんかあるわけもありません、一秒でも早くそのばから逃げたい気持ちになりました。
子供と吃音について向き合う準備ができていなかった私には、この大学病院の先生の言葉が
胸に頭につき刺さり、ただツライだけでした。
そんなぐちゃぐちゃな頭の中で、世の中の人が全員敵に見えている中で、
うわべだけの言葉に感じる相談員の言葉を聞くことができなかったのです。
子供の吃音で悩むあの頃の私へ
あなたは混乱しています。慌てなくていいです。
言葉は凶器です、だから聞かなくていい時期があります。それは今です。
あと1年すると、少しづつ周りが見えてきて考え方が変わります。
周りは変わらないし、祈ったり調べたりしても子供の吃音の状態は変わりません。
言葉は言霊。楽しく過ごそうと自分が変わることを意識して過ごしてみてください。
吃音の子供、6歳(年長~)になり小学校を意識
6歳になり、子供の吃音は10段階のうち4~5程度でしょうか?
それよりも子供の成長で気になり始めたことがでてきました。
滑舌
「でしゅ」サ・タ行含めて3歳児の子供よりも赤ちゃんのようなしゃべり方でした。
多動性
幼稚園の先生に吃音の変化について質問していると、落ち着きがないと別のことを言われました。
そこで、年長の1年間の養育に行動療法も入れていただけることになりました。
語彙力
文章で話すことが得意でありません。頑張って3単語。まるで3歳の子のようです。3歳の女の子の方が饒舌な子がいました。
読解力
市の養育でテストをすると、算数や言葉の数は平均以上だけど読解力は半分と言われました。
吃音の子供と時間をもっと取る為に、共働きを辞めて専業主婦になる
夏を過ぎ、仕事を辞めました。
小学校入学に向けて子供が吃音以外のことで困らないように、一緒に少しづつ頑張りたいと思いました。
子供が大きな怪我をして、私も幼稚園に一緒に同伴することになりました。
・吃音の子供と幼稚園に一緒に登園
6歳になると、子供自身も吃音を自覚していました。
「どうせ話せない」
一緒に登園して、幼稚園での子供の状況が理解できました。
先生
「〇〇さんは、緊張すると声が出せません。代わりにいってくれる優しい人はいますか?」
吃音の私の子供は、みんなの前に立って顔を赤くして話そうとしていましたが話せないままその時間が過ぎていました。
これはいけない、先生に吃音の相談をしていたのですが…伝わっていませんでした。
私
「先生、私が一緒に登園する時親子で一度発表させてもらませんか?」
そうお願いして、発表する機会がありました。卒園の1週間前です。
頑張って、ゆっくり吃音のある子と二人で発表しました。
すると、子供が自分も発表していいんだ!という気づきがでたようです!!
卒園までの一週間毎日発表しました。
吃音の子供、7歳(小学校1年生)
今年はコロナで夏前から学校スタートでした。
勉強以外のことはあまりせず。淡々と先生が授業を行う。
吃音の子供が小学校になれる為の良いスタートダッシュです。
吃音の子は変化がストレスだと言われます。
良い変化・悪い変化ともにストレスです。今回のコロナは生活や社会からするととてもよくないものです。
ですが、吃音の子供を持つ一人のママは少しだけ安心しました。
また寒い季節がやってきました。
今年、子供の吃音はまた悪化するのでしょうか?
子供の吃音を治したい。治したい気持ちで取り組んだこと

「吃音 子供」で検索すると特徴や接し方、原因と出会うことができました。
ですが吃音の治療法や吃音の治し方がどこにも書かれていません。
言語聴覚士や病院へ相談と書かれていますが、
病院のホームページには子供の吃音症についての診療はあまり情報が多くありません。
予約見つけた病院のホームページには、新規の患者の受け入れ停止やお年寄りのリハビリのみという悲しい現実がありました。
子供の発達障害に対する情報の不足
吃音の情報不足を感じました。
市の養育、発達障害(吃音と多動性)に関する相談
住んでる県や市のサイトに発達障害のことが書かれていました。
電話して養育の検査を受けることになりました。
①面談
②面談と検査 ※言語聴覚士
③面談と検査 ※医師
④面談
⑤ようやく養育スケジュール
吃音の養育が始まったのは数月後の事でした
月に1回程度
・市の養育にいって良かったこと
ママは安心しました!
子供の吃音の改善は見られませんでした。
滑舌は若干マシになったかもしれない?くらいです。
小学校入学時の通級教室について情報が早く得られたことなどメリットを感じました。
幼稚園に転園
共働きで幼稚園に転園しました。
入学時吃音について新任の先生に説明したました。メモをたくさんしてくれていました。
人によってメモの取り方は様々です。
説明は的確に端的に行うべきだったと後悔しています。
考慮してほしいけど、考慮のお願いの仕方が難しいと痛感しました。
子供の吃音をみてくれる言語聴覚士がいる病院を受診
小学校入学前に、大きな病院と連携している小児科を受信し吃音のことを相談しました。
そこで、吃音が専門でない言語聴覚士のいる大きな病院を紹介してくれました。※それ以外は精神科だったので・・
・そこで言語聴覚士の先生に子供の吃音について教えていただいたこと
言語の先生にも、一般的に・・・ということで教わりました。
吃音の子は身体が硬い子が比較的に多いそうです。
吃音の子供は上半身に力が入る
首・顔・肩含めて背中など上半身に力が入りがちです。
吃音は力が入りやすいが、これが余計に吃音症状が出やすいとのことです。
→そこで温かいお風呂に入ることと、毎日の寝る前&早朝ストレッチを始めました。
滑舌の訓練
滑舌の訓練に、しゃべるコツを教えてもらって毎日家で練習しはじめまし
みるみる上手になって半年たった今、滑舌はあまり気にならなくなってきました。
その都度、親や回りは話し方が上手と褒めるようにしています
バランス
片足立ちやつま先立ちといったバランス系が苦手で体の使い方が得意ではないようです。
そこで、遊びや寝る前にバランス系も追加しました。
姿勢
体幹が弱く、姿勢を保つことができませんでした。背筋が弱いのも影響しているかもしれません。
滑舌にも集中力、多動性にも影響するの
食事やテレビを見る時間など家族で姿勢を気を付けるようにしました。
ダンス
小学校では体育の授業にも組み込まれているとういうダンス。
言葉というより、あまり話さず、先生の動きをまねる!
吃音以外にも少し多動性があったり、飽きやすい子は
いきなり狭い教室での習い事よりも、身体を動かす&真似をするダンスはオススメです。
吃音目線では、とても発見がありました。
息子は背が高く、足も速い、力も強いです。
運動神経もよいほうかな?と親としては感じていました。
ダンスを始めると姿勢が悪い。
圧倒的に方が上がり猫背。
足も曲げれず、
リズムも取れない。
また、圧倒的に体が硬い。
これらが、ダンスを初めて約1年上手になってきました。子供のからだが余計な力がぬけてきました!
子供の吃音を治したい。治したい気持ちで取り組んで結果

まだ、ほとんどの物は取り組み始めて1年弱です。
ですが、1年前の今日と比べて
子供の吃音症状は少し落ち着いています。
これがよかった!と吃音の子育てに悩んでる方にオススメできればいいのですが
人によって効果はそれぞれです。
数年前の私は、一つでも多くの情報に出会いたかったので
この記事を書きました。
ブログに吃音や多動について書くこと

以前アメブロに吃音と向き合う日々を書いていたら
アドバイスかもしれないけど「あなたの子供は落ちこぼれる、だってうちの子もそうだった」
というコメントをもらいました。
速攻ブログ削除しました。その時に私にはつらかった。
なので、そういうコメントはいらないです!!!!
私は、良いことだけを聞いて
子供の良いとこだけをみて育てていきます。
吃音や多動の子供は特徴を理解して、良い面を伸ばす

吃音や多動性という発達障害と向き合い始めて、「子供の特徴を理解して良い面を伸ばす」ことの重要性を感じました。
親は子供がかわいいので、怪我をしないように
いじめられないように苦手なことや注意事項、不安なことを先生に伝えてしまいます。
・マイナス面の特徴を幼稚園や学校に伝えていた
・危ないことや、迷惑かけることなど
すると、先生も人間です。
そのマイナス面ばかり先生の目に入ってしまいます。
「やっぱり・・・難しいんじゃないですか?」
考慮してほしくてマイナス面と対策方法を伝えてたつもりでも、受け手に同じ様に伝わらないのです。
逆に、全部色眼鏡ね見られて自分の子供が困るなんてこともあります。
※うちがそうでした・・入学そうそうのトラブルの数々はそれらが原因です
子供の吃音を治したい!家庭の環境改善と取り組みや接し方:まとめ

私は治らないと言われた、子供の吃音を治したいと思っています。
その為に専業主婦になりました。
子供が急に治ったり大人にはなりません。
私にできることは、子供が楽しく過ごせる家庭にすること。
その為に私は専業主婦になりました。
専業主婦独特の社会から取り残された孤独感はすごいストレスになります。
それらの気持ちと向き合う為に楽しく在宅ワークをしています。
また、私のように仕事の退職の決断ができず後悔する主婦の方が一人減るように
ブログに記事を書いていきます。
今回の記事は感情の詰まった体験談になってしまいました。
少しづつ落ち着いたときに編集しながら追記していく予定の記事です。
長い記事をここまで読んでいただけた方、本当にありがとうございました。
コメント
はじめまして。
子供が、楽しい家庭、
素敵ですね(^^♪
ゆうさん
コメントありがとうございます!返信できておらず大変失礼いたしました。
素敵というこ言葉を日常でいただける機会ないので…少し照れ臭いですが
とてもうれしいです(#^.^#)